DLMは欧米ではリンパ浮腫治療に係る理学療法士の資格です。国・公立大学・専門学校の理学療法科在学中に浮腫理論や手技の基礎、それぞれの相違、病理などを学び、理学療法士国家資格取得後、更に国公立教育機関にて総合的に浮腫療法を学びます。より専門には、ATTESTATION(DLM指定専門医資格)を取得、リンパ浮腫の診断、治療プログラム作成、施術、病態管理、治療者育成を行ないます。
民間養成スクール発行のCIRTIFICATE(修了証)では医療行為は出来ません。
医療以外の分野では、上記の制限によりDLM施術は一切出来ません。が、E.Vodder氏が、1936年パリで健康と美の美容学会で手技を発表以来、広く世に知られ、美容と健康の分野では、Vodder手技を自社商品・コンセプトに合致する独自の手技に再構成をし、その為のCIRTIFICATE(修了証)を発行するなど、様々な修了証が存在します。組織内で取得できる手技は、特定の商品やコンセプトを反映する特徴があります。
日本では現在、リンパドレナージュの国家資格は未整備です。
弊会で実施しているDLM基礎(セラピスト対象)、DVTM(医療従事者対象)講習修了後、試験合格者は日本DLM技術者会およびフランスDLM技術者協会より修了証を授与いたします。修了1年後、臨床で安定した手技を施せる方にはインストラクター養成へ進めます。 |