日本DLM技術者会 Association Japonaise Praticiens en Drainage Lymphatique Manuel
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リンパドレナージュとは
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リンパドレナージュとは
満ち潮と引き潮、暖流と寒流、高気圧と低気圧を巡る大気の流れ。
大自然の摂理と同様に私たちの身体も、絶え間ない循環の中で
その調和とバランスを保ち続けています。
呼気と吸気、静脈と動脈、食物や水の排出と摂取…。
これら排泄と供給のバランスが崩れた時、身体は本来の活力を失い、
老化や体調不良、様々な病を招き寄せるのです。
呼吸法や血の巡り、食べ物の質や消化排泄が心身に及ぼす影響は古くから知られるところです。
しかし身体にはもうひとつの重要な循環、リンパ系があります。
おおよそ100年前のヨーロッパで、
このリンパ管とリンパ節による間質液の循環と健康の関係が注目され、
療法として体系づけられたのがDLM(リンパドレナージュ)なのです。

医療分野ではリンパ浮腫の改善、副鼻腔炎などの慢性疾患の治療、外傷や皮膚疾患の治癒、
さらには全般的な痛みの軽減に多くの実績を上げています。
精神面では深いリラクゼーションによるストレスや不眠の改善に、
さらには肌質の向上や美白効果、肥満防止などの優れた美容効果も見逃せません。
また特筆すべきは、手による緩やかな働きかけのみで、
道具や薬を使わない自然で安全な手法であると言うことです。
痛みや副作用の心配もなく、誰もが安心して受けることができる手技です。
DVTM® (Dynamisation Vasculo-Tissulaire Manuelle)
様々なリンパドレナージュが謳われているけども、方式は3種類のみ。
その中の1つ、弊会が指導しているDVTM®は
1983年、フランスのFérrandezらがリンパ浮腫治療には「間質の流動性保持」の重要性を発表した。
同じ時期Jacque de MicasらPT仲間は既存のDLM手技を比較検討し、
Férrandezらの主張を取り入れて、
間質の流動性、微小循環を回復させ浅層から深部リンパ本幹へと活性を促すDVTM®を完成させた。
リンパ浮腫治療には間質の恒常性保持が、
感染症予防に欠かせないことを経験的に得ることができ、
DVTM®は浮腫の軽減のみならず感染症予防が可能な唯一の手技といえる。

(フランスDLM技術者会・代表 Jacque de Micas氏と
日本DLM技術者会/株式会社キベプランニング・代表 木部真知子が
DVTM®の独占業務契約を結び、商標登録済みです。
尚、「フランスDLM技術者協会認定サロン」というシステムは、フランス・日本、共に存在せず、
フランスDLM技術者協会、及び日本DLM技術者会とは無関係のものです。)
ドレナージュの役割と必要性
健康な体は自らで浮腫みの調整をします。

しかし、何かの理由で調整に乱れが生じると、
次第に体調不良、浮腫みの発現や疾患の発症に繋がります。
継続する浮腫みを自覚したら、先ず病院へ行き医師の診断を受けましょう。

原因が判れば、対応できる専門家の手当てを受けましょう。

強すぎる圧やリンパ系の構造・生理機能を考慮しないテクニック・手技構成、
更にはリンパ系循環を必要以上に刺激することは、体に良い結果とはならず、
逆に浮腫みを生じたり、疾病発症の動機となる可能性があります。

リンパ浮腫治療は、 ※複合治療(CDT)と言い、浮腫レベルによって、
治療プログラムを手技や様々な療法と組み合わせ治療効果を高めます。

病気ではないことが明確な場合は、体表面のケアだけでなく、
定期的に、ドレナージュを受けると全身のメンテナンスになり、
心身ともに若々しく快適に過せます。

※CTD:Complete Decongrstive Therapy
浮腫治療の保存的療法手技と他分野の治療技術を複合したリンパ浮腫標準治療法。
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